住井すゑ

(すみいすえ)
作家・小説家。「住井すゑ子」の名義でも活動していた。同じく作家である犬田卯の妻。最も有名な代表作として、明治時代・後期における理不尽な部落差別や人間の尊厳をテーマとした「橋のない川」がある。徹底的に部落問題や人権問題に取り組み、日本武道館での講演活動なども行った。

主な受賞歴に、小学館児童文化賞、毎日出版文化賞受賞などがある。

上述した「橋のない河」の他、著書(共著・編著を含む)には「農婦譚」「相剋」「土の女たち」「ナイチンゲール」「地の星座」「子供の村」「たなばたさま」「空になったかがみ」「野づらは星あかり」「地球の一角から」「二十一世紀へ託す「橋のない川」断想」「いのちに始まる」「愛といのちと」「女性は地球をまもる」「わが生涯 生きて愛して闘って」「いのちを耕す」「九十歳の人間宣言」などがある。

死因詳細不明。95歳。

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