(すぎうらなおき)
俳優。数多くの映画やテレビドラマ、テレビCMなどで活躍した。旭日小綬章受章者。
出演した主な映画には、「俺は待ってるぜ」「坊っちゃん」「太陽に背く者」「暁の地平線」「明日への盛装」「四万人の目撃者」「明日はいっぱいの果実」「図々しい奴」「寛美の我こそは一等社員」「柔道一代」「続・図々しい奴」「いれずみ突撃隊」「ひも」「網走番外地(シリーズ)」「殺るかやられるか」「地獄の野良犬」「日本ゼロ地帯」「ときめきに死す」「ドラッグストア・ガール」「39・刑法第三十九条」「釣りバカ日誌13」「手紙(遺作)」などがある。
また、テレビドラマでは、「私は告発します」「恋人」「浅草ろまねすく」「鏡子の家」「偽りの季節」「夫婦のプレゼント」「ファミリイネーム」「でっかく生きろ!」「当選率1%」「あだこ」「競馬と女のあるかぎり」「女の振り子が止まるとき」「誰かがあなたを待っている」「嫌い!好き!!」「落ち椿」「泣いてたまるか」「大変だァ」「時間ですよ」「こけこっこー!」「知らない同志」「ねぎぼうずの唄」「黄色いトマト」「真夜中のあいさつ」「家族あわせ」「岸辺のアルバム」「秋なのにバラ色」「あ・うん」「続 あ・うん」「空き缶ユートピア」「恋する時間です」「虹のある部屋」「繋がれた明日」「世紀末の詩」「北の国から2002遺言」「HOTEL」「高原へいらっしゃい」「海峡を渡るバイオリン」「こちら本池上署」「クライマーズ・ハイ」「遠い国から来た男(遺作)」などがある。
テレビCMでは、「薬用紫電改」「めがねチーフ」(株式会社カネボウ化粧品)、「プラスV10ドリンク」(武田薬品工業株式会社)、「プロパス」(三菱鉛筆株式会社)など。
主な受賞歴に、菊田一夫演劇賞・アジア太平洋映画祭助演男優賞・読売演劇賞(優秀男優賞)・ギャラクシー賞などがある。
東京都内にある自宅にて死去。死因は、肺腺癌であった。79歳。晩年は、脳梗塞を発症するなど体調を崩しがちで、リハビリのために俳優活動を休止していた時期もある。なお、最期の言葉は、「私の人生、めでたしめでたし」だったという。