元バスケットボール選手(アメリカ)。バスケットボール殿堂入りを果たし、NBAにおける最も偉大な選手の1人に選ばれるなど、その功績で有名。同じくNBAでバスケットボール選手をしていたダニー・シェイズの父。
1928年、アメリカ合衆国大西洋岸中部にあるニューヨーク州ブロンクス生まれ。地元のニューヨーク大学でバスケットボール選手として頭角を現し、1948年、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアに本部を構えるシラキュース・ナショナルズ(現在のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ:Philadelphia 76ers)にドラフト4位で入団。1952年から1961年まで706試合連続出場、12回のオールスターゲーム選出など、数々の輝かしい記録を残した。1996年のNBA50周年記念の際には、偉大なる50人の選手に選出されたほか、同75周年(2021年)には、記念チームのメンバーにも選ばれている。
現役時代の通算記録は、1,059試合出場、19,249得点。1964年に引退したあとはコーチとして活躍し、フィラデルフィア・セブンティシクサーズを始めバッファロー・ブレーブスなどでチームの成長に貢献した。なお、フィラデルフィア・セブンティシクサーズでは、着けていたNo.4が永久欠番となっている。
ドルフ・シェイズ 死因
死因などの詳細は明確になっていないが、癌による闘病中に感染症を患ったと思われる。87歳。約半年前に末期癌と診断され、以後は闘病生活を送っていた。