安藤昇

(あんどうのぼる)
俳優・プロデューサー・小説家・歌手。元ヤクザ組織「安藤組」の組長から俳優に転身したことなどで有名。

1926年、東京府豊多摩郡(現在の東京都新宿区)に生まれ、素行不良から、15歳で児童自立支援施設(感化院)、18歳で少年院に収監される。1945年、神奈川県久里浜の特別特攻隊に配属されるが、終戦に伴い除隊。その後に入学した法政大学もほどなくして退学となり、不良青少年グループである「愚連隊」にて活動したのち、1952年に株式会社東興業(のちの安藤組)を設立した。

1965年、安藤組の解散に伴い、逮捕や服役などを含めた自らの体験が松竹映画「血と掟」として映像化され、主演を務めたことで俳優に転身。以後、数々の映画やテレビドラマなどに出演するようになる。

出演した主な映画には、上述したデビュー作「血と掟」を始め、「やさぐれの掟」「懲役十八年」「男の顔は履歴書」「続・組織暴力」「日本暗黒史」「密告(たれこみ)」「博徒外人部隊」「懲役太郎 – まむしの兄弟」「出所祝い」「ギャング対ギャング」「現代任侠史」「非情学園ワル」「暴力街」「新仁義なき戦い」「無宿」「あゝ決戦航空隊」「やくざ残酷秘録・片腕切断」「極道渡世の素敵な面々」「安藤組外伝 – 掟 -」「渋谷物語」「実録・安藤組外伝」など、多数。

テレビドラマでは、「大盗賊」「新三匹の侍」(以上、フジテレビ系列)、「プレイガールQ」(テレビ東京)、「前略おふくろ様」(日本テレビ系列)などがある。

著書に、「安藤昇極道一代 – やくざと抗争(シリーズ)」「やくざの譜(シリーズ)」「やくざの城」「東海の殺人拳」「群狼の系譜」「あげまん入門」「女にモテたきゃ男を磨け」「九門女相術」「不埒三昧」「戯言(ざれごと)」「色事の品格」「男の覚悟」「人生を変える九門」「男の終い仕度」「男の品位」「男讃歌」「大人の男と女の色欲修行」など。

歌手として発表したシングル曲には、「新宿無情」「はぐれ町」「東京の灯」「さすらいの詩」「盛り場二十年」「港祭り」「黒犬」「血と命」「男の顔」「愛すべき悪い奴への挽歌」などがある。

アルバムでは、「男の哀歌」「さすらい彼岸花」「盛り場二十年 – 安藤昇の世界」「軍歌で綴る太平洋戦史」「船頭小唄」「男のひとりごと」など。

安藤昇 死因

東京都内にある病院にて死去。死因は、肺炎であった。89歳。

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