大須賀明

(おおすがあきら)
憲法学者。早稲田大学名誉教授。行政法・憲法・国法学といった公法に関する研究を促進するために創設された学術組織「日本公法学会」における理事のほか、司法試験第二次試験考査委員(憲法)や、早稲田大学比較法研究所所長、東洋大学法科大学院教授、ハーバード大学客員研究員、国際憲法学会理事、全国憲法研究会代表など、数々の重職も務めていた。

1934年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学を卒業後、同大学大学院法学研究科へと進む。講師や助教授を経て、1974年、同大学で教授に就任。1984年には、法学博士(論文博士)の学位を取得した。

著書(編著・共著も含む)に、「憲法と沖縄」「社会国家と憲法」「生存権論」「憲法判例の研究」「日本の憲法問題」「新・判例コンメンタール日本国憲法」「争点ノート憲法」「社会国家の憲法理論」「アジア立憲主義の展望」「国家の法的関与と自由」などがある。

死因は、肺炎であった。81歳。

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