君塚栄治

(きみづかえいじ)
元陸上自衛官。元陸上幕僚長(第33代)。東日本大震災の際に「統合任務部隊」の指揮を執ったことなどで有名。士官級勲功章(リージョン・オブ・メリット)、および瑞宝重光章の受章者。

1952年、神奈川県相模原市生まれ。20期生として防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊に入り、アメリカ陸軍上級砲兵学校などで経験を積む。2011年に発生した未曽有の災害である東日本大震災の際には、10万人規模となる史上最大の陸海空統合任務部隊「JTF-TH」(Joint Task Force-ToHoku)の指揮官に就任し、被災地の支援や人命救助に尽力した。同年8月、第33代の陸上幕僚長となり、2013年まで務める。

そのほか、陸上幕僚監部人事部長、防衛大学校幹事、株式会社小松製作所(コマツ)顧問、静岡県危機管理担当補佐官などの要職も歴任した。

死因など、詳しいことは不明となっている。63歳。

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