多湖輝

(たごあきら)
心理学者。東京未来大学学長を始め、千葉大学名誉教授、代々木アニメーション学院名誉顧問、多湖輝研究所所長、日本創造学会名誉会長、東京アマチュア・マジシアンズクラブ会長、東京都「心の東京革命」推進協議会会長などを務めた。ベストセラーにもなったクイズ本「頭の体操」シリーズの著者として有名。東京都名誉都民。

1926年、オランダ領東インド(現在はインドネシア)のスマトラ島生まれ。1966年に「頭の体操 – 第1集」を刊行し、以後シリーズとして軒並みベストセラーとなった。そのほか、フジテレビ系列で放送されていた「IQエンジン」や日本テレビ系列で放送されていた「マジカル頭脳パワー!!」といった人気クイズ番組にて問題監修を務めるなどした。

主な著書(一部共著を含む)に、上述の「頭の体操」シリーズを始め、「人の使い方」「読心術」「対談しごとと生きがい」「心理トリック」「会社病理学」「頭の教室」「子どもの頭をよくする本」「ホイホイ勉強術」「頭の切りかえ方」「小学生勉強術」「深層説得術」「深層言語術」「人間心理の落し穴」「サラリーマン読心術」「子ども深層心理術」「積極力がつく本」「子どもを叱るうまい方法」「部下を叱る心理技術」「ラストスパート勉強術」「目玉が驚くパズル集」「弱点の読み方」「言葉のトリック」「ボケない頭の活性術」「ひとの10倍覚えるコツ」「仕事の教え方」「六十歳からの生き方」「勉強嫌いが治る本」「王様の知恵比べ」「亭主学入門」「多湖輝の実用心理学講座」「こんな親子でいいのでしょうか」「頭のリストラ術」「六十歳の決断」「相手の心をつかむ心理術」「説得の達人」「お金に好かれる人お金に嫌われる人」「定年力」「いい夫婦しませんか」「NoをYesに変える深層心理トリック」「絶望をはねのけてこそ人生は楽しい」「負けない自分をつくる心理学」「好かれるお母さん嫌われるお母さん」「平成版ホイホイ勉強術」「長女の相談室」「盲点力」「子どもの性格を決める」「五〇歳からの頭の体操」「雪原の中で塩を見つける法」「新六十歳からの生き方」「12歳からの人生論」「人を見抜く心理術」「どう生きる心の体操」「本を読む子に育てよう」「多湖教授の「なぞ解き」活脳パズル」「母の品格」「四十過ぎたら「頭が固くなる」はウソ」「曖昧力」「おだやかに「断わる」技術」「100歳になっても脳を元気に動かす習慣術」「楽老のすすめ」「18歳からのマナー・ブック」「50歳を過ぎて20代のアタマを取り戻す習慣」「おもちゃの与え方」「人間の欲望・感情」「人に愛される子を育てる!魔法のアドバイス」「長生きすりゃいいってもんじゃない」など、枚挙に暇がない。

上述した数々の著作における執筆活動のほか、「多湖輝のラジオ頭の体操」「多湖輝の幸せゼミナール」「多湖輝の子育てQ&A」といったラジオ番組のレギュラーを抱えていたり、日本テレビ系列の教育バラエティ番組「世界一受けたい授業」に出演したりするなど、マルチな活躍を見せていた。

東京都中央区にある病院にて死去。死因は、間質性肺炎であった。90歳。

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