若林貴世志

(わかばやしきよし)
企業家。元東京放送(TBS)ホールディングス取締役相談役。元横浜ベイスターズオーナー。そのほか、サントリー音楽財団評議員やTBS社長室顧問なども務めた。小説家・脚本家である一雫ライオンの父。

1942年東京都に生まれ、東京都武蔵野市に本拠を構える成蹊大学を卒業後、1967年に東京放送(現在のTBSホールディングス)に入社。フリーアナウンサーやタレントとして爆発的な人気を博した久米宏や、ジャーナリストとして活躍し、のちにTBS監査役なども務めた小川邦雄らと同期である。以後、着々とキャリアを積み上げながら、テレビ営業局長、アナウンス部長、常務取締役、取締役副社長などを歴任。さらに2004年には、プロ野球のドラフトに伴い現金の授受が発覚した「一場事件」によって引責辞任した砂原幸雄の後を継ぎ、横浜ベイスターズオーナーに就任。2011年まで務めた。

東京都内にある病院にて死去。死因は、食道癌多発肝転移であった。73歳。

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