高桑栄松

(たかくわえいまつ)
医学博士・政治家。北海道大名誉教授。元参議院議員。同じく参議院議員や熊本県知事を務めた桜井三郎の弟。紺綬褒章・勲一等瑞宝章受章者。

新潟県西蒲原郡(現在の燕市)に生まれ、北海道帝国大学を卒業後、同大学大学院を修了。

1983年、参議院議員通常選挙の比例代表区に公明党より出馬、初当選を果たす。通算で参議院議員を2期務め、その間に文教・環境・社労委員、科学技術特別委員長、運輸委員長などを歴任した。一方で、政治家以外の活動として、北海道大学医学部長、北海道大学大学院環境科学研究科長、公害研究所(現在の国立環境研究所)所長、札幌にある高桑ビルの社長などの要職も務めた。

死因は、心疾患であった。97歳。

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