佐藤信二

(さとうしんじ)
政治家。衆議院議員を8期、参議院議員を1期務めた。所属政党は、自由民主党。元内閣総理大臣である佐藤栄作の息子として名を馳せ、通産大臣や運輸大臣などを務めたことで知られている。また、内閣総理大臣を務めた安倍晋三は従甥にあたる。勲一等旭日大綬章。そのほか、衆議院議員永年在職表彰や、台湾にて外国人議員に贈る最高栄誉勲章とされる大綬景星勲章も受けている。

山口県熊毛郡に生まれ、慶應義塾大学を卒業後、東京都千代田区に本社を構える日本鋼管株式会社(現在のJFEスチール株式会社、およびJFEエンジニアリング株式会社)への勤務などを経て、1974年に参議院議員通常選挙に立候補し初当選を果たす。1979年には、衆議院に鞍替えし、旧山口2区より衆議院銀総選挙に出馬、同じく初当選した。以後、衆議院議員を通算で8期務めたが、2005年に行われた衆議院議員総選挙には立候補せず、政界を引退することになる。

参議院議員時代に沖縄開発政務次官を務めたのを始め、衆議院議員として橋本龍太郎内閣総理大臣(当時)の下で通商産業大臣、および竹下登内閣総理大臣(当時)の下で運輸大臣などを歴任した。

東京都世田谷区内にある病院にて死去。死因は、心不全であった。84歳。

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