高橋春男

(たかはしはるお)
漫画家。雑誌「週刊文春」に長期連載していた4コマ漫画「いわゆるひとつのチョーさん主義」の作者として知られている。同作品は、ミスタージャイアンツこと元プロ野球選手の長嶋茂雄氏がモデルになった主人公が登場するもので、1984年に文芸春秋漫画賞を受賞した。

東京都八王子市に生まれ、都立八王子工業高等学校を卒業後、映写技師やアニメーターなどを経て、1978年に漫画家としてデビューを果たす。時事ネタをテーマとし、鋭い風刺を含めた作風のギャグ漫画を得意とした。2010年に漫画家を引退し、すべての連載を終了した。

主な作品に、上述した「いわゆるひとつのチョーさん主義」を始め、「ボクの細道」「大日本中流小市民」「人間万事塞翁が馬鹿」「絶対安全Dランキング」「誰がカバやねん」「Dr. ハルオの往診ツクツク」「Black&White」「ミスとらぶる」「あっちむいてほい」「ひょうきんチャンネル」「GoGo虎ェ門」などがある。

神奈川県相模原市にある病院にて死去。死因は、明らかにされていない。76歳。

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