平野次郎

(ひらのじろう)
ジャーナリスト・学者。元NHK(日本放送協会)記者・キャスター・解説委員。元通産官僚で、リース事業協会の副会長なども務めた平野達郎の弟。

東京府(現在の東京都)に生まれ、東京都三鷹市に本拠を置く私立大学である国際基督教大学を卒業後、アメリカ合衆国のアイビー・リーグに名を連ねるコーネル大学・大学院への留学を経て、1965年に日本放送協会(NHK)に入局。以後、アメリカ・ワシントンの特派員などを経て、数々の報道番組や情報番組においてキャスターや司会進行(アンカーマン)を務める傍ら、多くの著作も発表した。そのほか、 スイス・ジュネーブ支局の特派員兼支局長や、ロンドンにおけるヨーロッパ総局長なども務め、2001年に定年退職。以後も解説委員や学習院女子大学・特別専任教授などで活躍した。

出演した主なテレビ番組には、「NHKニュースワイド」「海外ウィークリー」「ワールドニュース」「バラエティーざっくばらん」「NHK人間講座」「3か月英会話」「NHKニュースTODAY」などがある。

著書に、「テレビニュース」「ネコバンがいちばん」「公共放送BBCの研究」「アメリカ合衆国大統領と戦争」などがあるほか、訳書には、「文明の対話」などがある。

東京都内にある病院にて死去。死因は、肺炎であった。83歳。

タイトルとURLをコピーしました