(ひらいりゅうたろう)
心理学者・新聞学者。立教大学で総長事務取扱などを歴任したほか、最終的には名誉教授に就任。そのほか、学校法人立教学院の理事などの要職も務めた。日本を代表する作家である江戸川乱歩の息子。
1921年、大阪府北河内郡(現在の大阪府守口市)生まれ。海軍少尉や航空隊員として活動したのち、1949年に東京大学を卒業。同年、東京大学新聞研究所に勤務し、助手として活動を始める。
発表した主な著書には、「人間の社会心理」「児童心理学」「うつし世の乱歩 – 父 江戸川乱歩の憶い出」「放送研究入門」「乱歩の軌跡」などがある。
翻訳や監修に携わった作品に、「千万人の文化」(ノーマン・ジェイコブス)、「職場のための人事相談」(A.ギャレット)、「江戸川乱歩リファレンスブック」など。
平井隆太郎 死因
死因は、肺炎であった。94歳。