東順治

(ひがしじゅんじ)
政治家・元衆議院議員(7期)。所属政党は、公明党~新進党~新党平和~公明党。北九州大学外国語学部を卒業しており、外国語学士の称号を有している。

1990年、衆議院議員総選挙(第39回)の旧福岡2区(現在は福岡8区と福岡9区に分割)に公明党公認を得て出馬し、初当選。以後、1996年の落選(のちに、当時新進党に所属していた愛野興一郎氏の死去に伴って繰り上げ当選)を挟みつつ、7回の当選を果たす。2012年の衆議院議員総選挙(第46回)には出馬することなく、政界を引退した。

その間、1994年には、新生党や公明党などによる連立内閣において、新生党党首であった羽田孜内閣総理大臣(当時)の下、防衛政務次官を務めた。また、2002年、公明党国会対策委員長に就任した際には、小泉純一郎内閣総理大臣(当時)を始めとする自民党とのパイプ役として、公明党との連立政権維持に貢献。さらに、2005年には公明党副代表に就任するなど、党幹部として活躍した。

一方で、北朝鮮との交流に重きを置く議員を集めた議員連盟である日朝国交正常化推進議員連盟や、国家事業として「日韓トンネル」の建設を目指した議員連盟である日韓海底トンネル推進議連などにも所属。

その他、衆議院経済産業委員会委員長、公明党政治改革本部長、同党安全保障部会顧問、同党参議院選挙対策本部副本部長、同党福岡県本部顧問などを歴任した。

病院にて死去。死因は、肺炎であった。77歳。

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