ジョアン・アヴェランジェ

国際サッカー連盟(FIFA)元会長(ブラジル)。国際オリンピック委員会(IOC)元メンバー。スポーツ特別功労勲章(ブラジル)、レジオンドヌール勲章(フランス)、イサベル女王十字勲章(スペイン)、ワッサ勲章(スウェーデン)、エンリケ航海王子勲章(ポルトガル)など、世界各国における数々の勲章を受章している。

ブラジル南東部のリオ・デ・ジャネイロに生まれ、若い頃は水泳選手や水球選手として活躍した。ドイツ・ベルリンで行われた1936年のオリンピックでは水泳のブラジル代表選手として出場しているほか、1952年のフィンランド・ヘルシンキ大会では、36歳にして水球の代表選手として出場を果たしている。

以後、サッカーを始めとするスポーツの発展や振興に努め、1955年よりブラジルオリンピック委員会の委員、1958年よりブラジルスポーツ連盟(現・ブラジルサッカー連盟)の会長など、要職を歴任した。

1974年、国際サッカー連盟(FIFA)会長に就任。1998年までの24年間に渡って在任し、世代別の世界大会創設などサッカーの世界的な発展に尽力した。

死因は、病気のためとされている。100歳。病名などの詳細は不明。

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