加藤九祚

(かとうきゅうぞう)
人類学者。国立民族学博物館名誉教授・創価大学名誉教授。

受賞歴に、大佛次郎賞・大同生命地域研究賞・パピルス賞・南方熊楠賞受賞などがある。

また、瑞宝小綬章を受章している他、大阪市民表彰や、ウズベキスタンのドストリク勲章、テルメズ市の名誉市民章などを受けている。

著書(共著・編著を含む)に、「シルクロードの十字路 中央アジアの昔と今」「天の蛇 ニコライ・ネフスキーの生涯」「シベリアの歴史」「ユーラシア文明の旅」「ユーラシア野帳」「シルクロードの古代都市 アムダリヤ遺跡の旅」「シベリア記」「シルクロードの大旅行家たち」「第二次世界大戦」「エルミタージュ博物館」「日本のシャマニズムとその周辺」「シルクロード 人と出逢う旅」「ウズベキスタン考古学新発見」「アイハヌム 加藤九祚」など。

その他、ロジェ・ガロディー「実存主義批判」、ワディム・マッソン「埋もれたシルクロード」、ボリス・ジューコフ「湖底に消えた都」、プルジェワルスキー「黄河源流からロプ湖へ」、ワシーリー・パセツキー「極地に消えた人々」、セルゲイ・ルデンコ「スキタイの芸術」、ボリス・ピオトロフスキー「埋もれた古代王国の謎」、V・I・サリアニディ「シルクロードの黄金遺宝」、L・I・アリバウム「古代サマルカンドの壁画」、ショキルジョン・ピダエフ「ウズベキスタンの仏教文化遺産」、イリヤス・エセンベルリン「遊牧民」など、翻訳も多数。

死因などの詳細は不明。94歳。ウズベキスタンにおける発掘調査中に倒れ、病院に救急搬送されたが、亡くなった。

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