シャルル・アズナヴール

歌手・シンガーソングライター・俳優(フランス)。愛を歌うシャンソンで有名。また、母国語であるフランス語のみならず、英語などさまざまな言語で歌い上げることでも知られている。さらに、俳優として数多くの映画にも出演した。アルメニア国民英雄の称号を授与されている。なお、日本では「シャルル・アズナブール」と表記されることも多いが、アルファベット表記では「Charles Aznavour」である。

レジオンドヌール勲章コマンドゥール・旭日小綬章などを受章。アルメニア駐ユネスコ大使や、駐スイス大使なども歴任。

代表曲に「愛のために死す(炎の恋)」「アヴェ・マリア」「イザベル」「帰り来ぬ青春」「じっとこうして」「コメディアン」「フォー・ミー・フォーミダーブル」「私は一人片隅で」「ラ・ボエーム」「昔かたぎの恋」「忘れじのおもかげ」など。

また、俳優としての出演映画は「ピアニストを撃て」「フランス式十戒」「アイドルを探せ」「狼の賭け」「ブリキの太鼓」「危険な来訪者」「キャンディ」「アララトの聖母」「ゴリオ爺さん」など60本以上。

たびたび来日も果たしており、大手町サンケイホールや日比谷公会堂、東京厚生年金会館、大阪フェスティバルホール、NHKホールなどで公演を行った。生涯最後の公演は、日本のNHK大阪ホールだった。

自宅にて死去。死因は、呼吸不全および心不全であった。94歳。訃報にフランスの国全体を悲しみが襲い、葬儀には、フランス大統領やその夫人、アルメニア首相などが参列した。

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