シルヴィオ・ベルルスコーニ

政治家・実業家・企業家(イタリア)。イタリアの首相を務めたことで海外でも知られている他、世界有数の資産家として「メディア王」と呼ばれながら、賄賂・文書虚偽記載・脱税・買春・不正経理・マフィアとの癒着などさまざまなスキャンダルに見舞われたことでも有名。労働騎士勲章受章者。

ルイージ・ベルルスコーニ、マリナ・ベルルスコーニ、バルバラ・ベルルスコーニ、ピエル・シルヴィオ・ベルルスコーニら、当人の子供たちも軒並み実業家や企業幹部として活躍している。

首相(正式名称は閣僚評議会議長)には、途中総選挙での敗北なども経験しながら、1991年・2001年・2008年と、3度その座についている。また、複数の建設会社を立ち上げながら、ケーブルテレビ局の設立を始めメディア業界へも進出し、全国放送ネットワークを確立するなど「イタリアのメディア王」の名を欲しいままにした。

病院にて死去。明確な死因などは未公表であるが、白血病であると思われる。86歳。白血病の一種(慢性白血病に伴う肺感染症)を患っており、一時は治療を終えたものの、再び闘病生活を送っていた。

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