芳賀徹

(はがとおる)
文学者。専門は比較文学。比較文学博士。日本藝術院会員・京都造形芸術大学名誉学長・東京大学名誉教授・国際日本文化研究センター名誉教授。

その他、新しい歴史教科書をつくる会の理事なども歴任。瑞宝中綬章・紫綬褒章受章者。京都市文化功労者。日本史学者で東京教育大学名誉教授であった芳賀幸四郎の息子。美術史学者で東北大学准教授である芳賀京子の夫。考古学者で東北大学教授である芳賀満の父。

受賞歴に、明治村賞・大佛次郎賞・サントリー学芸賞・京都新聞文化学術賞・現代俳句大賞・蓮如賞・井上靖記念文化賞・日本芸術院賞・恩賜賞など。

著書に、「渡辺崋山 – 優しい旅びと」「平賀源内」「文化の往還 比較文化のたのしみ」「詩の国 詩人の国」「詩歌の森へ – 日本詩へのいざない」「文明としての徳川日本」「外交官の文章 もう一つの近代日本比較文化史」「文明の庫」「批評日本史 政治的人間の系譜 徳川吉宗」「外国人による日本論の名著 ゴンチャロフからパンゲまで」「世界都市の条件」「京都学を学ぶ人のために」など多数。

病院にて死去。死因は、胆嚢癌であった。88歳。

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