なかにし礼

(なかにしれい)
作詞家・小説家。

石原裕次郎尾崎紀世彦・小柳ルミ子・TOKIO・細川たかし・美空ひばり・和田アキ子など、幅広く様々な歌手のヒット曲を数多く手掛けたことで有名。

楽曲を提供したそのほかのアーティストとして、浅野ゆう子、石川さゆり、梓みちよ、朝丘雪路、岩崎良美、岩崎宏美、いしだあゆみ、柏原芳恵、ザ・ゴールデン・カップス、キャンディーズ、北島三郎、川中美幸、五月みどり、坂本スミ子西城秀樹島倉千代子、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ、ザ・タイガース、ザ・スパイダース、千葉真一、ちあきなおみ、ザ・ドリフターズ、トニーズ、奈美悦子、野口五郎、NEWS、ハナ肇とクレージーキャッツ、ザ・ピーナッツ、布施明、藤圭子、黛ジュン、ムッシュかまやつ、森昌子、由紀さおり、矢沢永吉、ザ・ワイルド・ワンズなどがいる。

著書に、「エメラルドの伝説」「昭和忘れな歌」「平和の申し子たちへ」「さくら伝説」「長崎ぶらぶら節」「花物語」「兄弟」「昭和左膳只今参上」「戦場のニーナ」「血の歌」「世界は俺が回してる」「青春の愛について」「ズッコケ勝負」「時には映画のように」「三拍子の魔力」「道化師の楽屋」「人生の教科書」「生きる力 – 心でがんに克つ」「天皇と日本国憲法」「生きるということ」「がんに生きる」「作詩の技法」「愛は魂の奇蹟的行為である」などがある。

そのほか、「コント55号とミーコの絶体絶命」「時には娼婦のように」「超能力だよ全員集合!!」などの映画に出演しているほか、舛田利雄が監督を務め、芦沢俊郎・笠原和夫が脚本を手掛けた1991年の映画「動天」では、企画および原作を手掛けている。

主な受賞歴には、3度に渡る日本レコード大賞を始め、2度の日本作詩大賞、直木三十五賞などがある。

東京都内にある病院にて死去。死因は、心筋梗塞であった。82歳。以前から悩まされていた持病である心臓病が悪化し、療養生活を送っていたという。

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