矢島稔

(やじまみのる)
昆虫学者。群馬県立「ぐんま昆虫の森」名誉園長。昆虫学者への道を歩むことになったきっかけは、日本昆虫学会が主催したコンクールにおいて論文が入賞を果たしたことによる。

創設・開設した施設に、豊島園昆虫館・多摩動物公園昆虫生態園など。多摩動物公園園長・上野動物園水族館館長・財団法人東京動物園協会理事長などを歴任。

受賞歴には、日本博物館協会棚橋賞・小学館児童出版文化賞・日本動物学会動物学教育賞・産経児童出版文化賞・理想教育財団賞・NHK放送文化賞などがある。

「宇宙一せまい授業!」「夏休み子ども科学電話相談」「NHK人間講座」「アインシュタインの眼」「爆笑問題のニッポンの教養」など、メディアの番組にも度々登場した。

著書に、「昆虫の飼いかた」「ちょうとが」「昆虫ってなんだろう」「虫たちの冬ごし」「ホタルが教えてくれたこと」「チョウとガのふしぎな世界」「虫に出会えてよかった」「ハチのふしぎとアリのなぞ」「モンシロチョウ」「蝶を育てるアリ わが昆虫フィールドノート」「とんぼ・ばった」「かぶとむし・せみ」「ホタルのくらし」「世界びっくり昆虫大集合」「自然を彩るチョウたち」「むしのなかま」など多数。

病院にて死去。死因は、肺炎であった。91歳。

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