沢本忠雄

(さわもとただお)
俳優。女優である白木万理(旧芸名:白木マリ)の元夫。

小林桂三郎が監督を務めた「十代の恋よさようなら」にて初主演後、ほどなくして映画製作・配給会社である日活の顔となり、小林旭・川地民夫と共に「三悪トリオ」として売り出された。

日活の退社後はフリーとなり、数々の映画やテレビドラマ、舞台などで活躍した。

主な出演映画に、「素足の娘」「陽のあたる坂道」「俺の血が騒ぐ」「チャンチキおけさ」「男のブルース」「実いまだ青し」「遙かなる国の歌」「事件記者」「夜霧のブルース」「親分を倒せ」「さよならはダンスの後に」「拳銃無頼帖 抜き射ちの竜」「夜霧の空港」「今夜の恋に生きるんだ」「空いっぱいの涙」「王様の漢方」など多数。

また、出演したテレビドラマには、「我が青春」「体の中を風が吹く」「道頓堀」「あかんたれ」「帰らざる雲」「キイハンター」「暗闇仕留人」「月よりの使者」「バブル」などがある。

その他、「サザエさん」「雪夫人絵図」「王子と踊子」「サウンド・オブ・ミュージック」などの舞台に出演したり、「歌のグランド・ヒットショー」「モーニング・スポーツ」といったテレビ番組の司会を務めたりするなど、多彩な活躍を見せた。

著書に、「役者人生 ひとり旅」など。

死因は、肺炎であった。86歳。

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