(かみおかりゅうたろう)
元漫才師・タレント・司会者。「横山パンチ」「伊井パンチ」といった旧芸名も持つ。「三池嵐次郎(みいけらんじろう)」の名義で作詩家としての活動歴もある。映画監督である小林聖太郎の父。弁護士である小林為太郎の息子。
漫才師として上方お笑い大賞における功労賞や大賞を受賞するなど活躍した後、タレント・司会者としてテレビのバラエティ番組やラジオ番組などで幅広く活躍した。問題にズバッと切り込む毒舌と、笑いを誘う巧妙なトークによってお茶の間の人気を博し、関西を中心に関東でも数多くのファンが存在した。
2000年に芸能界からの引退を表明し、個人事務所である上岡プロモーションも解散している。以後、基本的にメディアへの出演はない。
出演したテレビ番組に「クイズ!!ひらめきパスワード」「クイズダービー」「オールスター感謝祭」「クイズ100人に聞きました」「世界とんでも!?ヒストリー」「三枝の愛ラブ!爆笑クリニック」など多数。
冠番組も数多くあり、「上岡龍太郎がズバリ!」「上岡龍太郎の金印」「上岡龍太郎のイチャ門天」「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」「上岡・ヒロミの花も嵐も」「鶴瓶上岡パペポTV」「上岡龍太郎のおしゃべりゴルフ」など。
出演したラジオ番組や冠番組には、「おはようリスナー阪本時彦です」「それゆけ!木曜 上岡龍太郎」「上岡龍太郎の今夜もよろしく」「金曜12時上岡龍太郎がやって来た」「歌って笑ってドンドコドン」「上岡龍太郎のちょっと気にする金曜日」「上岡龍太郎のサタデー・ぴぷ!」などがある。
著書に「上岡龍太郎かく語りき 私の上方芸能史」「米朝・上岡が語る昭和上方漫才」「龍太郎歴史巷談 卑弥呼とカッパと内蔵助」など。
病院にて死去。死因は、肺癌と間質性肺炎であった。81歳。本人の希望により、死去の事実は、亡くなった2週間後、密葬後に公となった。