井原康夫

(いはらやすお)
研究者・医学者。東京大学名誉教授。元日本認知症学会理事長。専門分野はアルツハイマー病で、その道における研究の第一人者として有名。

アメリカハーバード大学・リサーチアソシエイト、東京都老人総合研究所生理学部臨床第2生理研究室室長、東京大学大学院医学系研究科神経病理学教授、東京大学医学部脳研究施設脳病理学部門教授などを歴任。病気の原因となる異常たんぱく質である「タウ」の発見により、アルツハイマーの治療や診断の発展に大きく貢献した。

受賞歴に、ベルツ賞1等賞、アメリカ神経学アカデミー賞などがある。

著書に、「脳はどこまでわかったか」「アルツハイマー病にならない!」「アルツハイマー病の新しい展開 – 分子メカニズムから今日の臨床研究まで」「アルツハイマー病はここまでわかった」「アルツハイマー病:治療の可能性を探る」「ボケを防ぐ本 – アルツハイマー病の危険因子から自らを守る最新医学」など。

死因は、病気のためとされている。78歳。病名を始めとする詳しい情報は不明。

タイトルとURLをコピーしました