（くまがいそうきち）
元大相撲立行司。木村庄之助（27代）。所属は立浪部屋。
1936年、10歳にして立浪部屋より初土俵を踏む。1974年、48歳で行事の最高位である立行司に先輩2名を抜いて抜擢され、式守伊之助（23代）を襲名した。その後、51歳の時に木村庄之助（27代）を襲名。1990年の九州場所を最後に定年を迎え退職となったが、それまで立行司として17年間を見事に務めあげた。
なお、48歳の式守伊之助（23代）昇進、51歳の木村庄之助（27代）昇進は、いずれも史上最年少記録。同じく史上最年少で横綱に昇進した北の湖関に倣って、「行司界の北の湖」と呼ばれた。
死因は、老衰であった。97歳。
