谷本音虹郎

(たにもとおとじろう)
オートバイレーサー・プロライダー。抜群のテクニックで独特な走りを披露し、国内外のロードレースで注目を集めていた若手のホープ。

幼少期からバイクの魅力に取りつかれ、5歳で既にレースに出場していた。2019年には、MFJ JP250にフル参戦し、優勝。また、鈴鹿サンデーロードレースJP250・4時間耐久レースや、NGK杯JSB1000などでも優勝を重ねるなど、順調にキャリアを積み上げていた。2022年に、全日本ロードレース選手権ST1000クラスへ参戦。2023年より、全日本ロードレース選手権JS1000クラスに参戦していた。

死因は、バイクレース中の事故であるが、さらに直接の死因は、「首の脱臼」と発表されている。23歳。2023年8月20日、栃木県「モビリティリゾートもてぎ」で開催された、国内最高峰のレースと言われる2023MFJ「全日本ロードレース選手権シリーズ」第5戦もてぎ2&4レース・JSB1000クラスの決勝にて、別のオートバイとの衝突事故が発生し、レースは中断。ドクターヘリにて病院に緊急搬送され、「首を骨折した疑い」との発表と共に、意識不明の重体が続いていたが、懸命な治療にもかかわらず、助かることはなかった。死去の事実は、所属チームである「Team TATARA aprilia」よりプレスリリースにて発表された。

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