響敏也

(ひびきとしや)
音楽評論家・作家・元トランペット奏者。兵庫県神戸市を拠点の中心としながら、音楽評論に努める傍ら、新聞や雑誌にエッセイ(随筆)を執筆した。

また、「オペラ」と「落語」を合体させた「オペらくご」と呼ばれる分野を創案、その脚本も手掛ける。その他、大阪フィル・ポップスコンサートなどにおける音楽台本の脚本や、音楽番組における放送台本、詩の創作や歌曲の作詞なども手掛けた。作曲家である宮川彬良と組んだ作品も多い。

脚本を手掛けた作品に、「オペらくご Vol.3 和菓子屋騒動記 こしあん取って!」(コシ・ファン・トゥッテ)、「ぺらぺらオペラ笑劇場」、「ドンならんな!」、「谷啓オペラ ピエロに何が起こったか」、「音楽劇 私がベートーヴェンです!」「こしあん取って!」などがある。

また、作詞した楽曲には、元プロ野球選手・松井秀喜の公式応援歌「栄光の道」を始め、「幸せのリズム」「サヨナラの星」「空のわすれもの」「音のつばさ」「少年の時計」「カンターレ!あかんたーれ」「ブラック・ジャック」「あしたの瞳 〜もうひとつの未来」など。

著書に、「親父の背中にアンコールを」など。

死因は、パーキンソン病であった。71歳。

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