室井邦彦

(むろいくにひこ)
政治家・実業家。所属政党は、自由民主党から、自由党・民主党などを経て、日本維新の会。同じく政治家で元衆議院議員である室井秀子の夫。

大阪市茨木市に本拠を置く私立大学である追手門学院大学を中退後、室井運輸株式会社および有限会社室井の代表取締役などを経て、1983年に兵庫県尼崎市の議会議員選挙に出馬。初当選を果たし、政治家としての道を歩み始める。

1991年には兵庫県議会議員選挙に出馬し、当選。1996年には国政に打って出るため、県議会議員を任期途中で辞職の上、衆議院議員総選挙に立候補するも、落選。2003年には民主党公認として衆議院議員総選挙に再び出馬、比例近畿ブロックにて復活当選。しかしながら、2005年の衆議院議員総選挙では、再選を果たせず落選した。

2007年には、参議院議員に鞍替えし、通常選挙にて比例代表として当選。その後、日本維新の会に入党し、通算で参議院議員を3期務めた。

国会議員の在任中には、国土交通大臣政務官、参議院国家基本政策委員長、参議院懲罰委員長、災害対策特別委員会委員、国土交通委員会委員、政治倫理審査会委員などの要職を歴任。また、所属政党である日本維新の会においても、国会議員団幹事長代理、国会議員団参議院幹事長、参議院会長代行、兵庫維新の会代表などを歴任した。さらに、「日本維新の会港湾振興議員連盟」幹事長、「有機農業推進議員連盟」事務局長、「朝鮮半島問題研究会」幹事、「尼崎水泳協会」会長なども務めた。

そのほか、所属した連盟には、日本・ブラジル友好議員連盟、日本・中南米国会議員連盟、有用微生物利活用推進議員連盟、国際基準のタバコ対策を推進する議員連盟などがある。

兵庫県尼崎市にある自宅にて死去。死因は、肝不全であった。76歳。

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