むのたけじ

ジャーナリスト。戦争絶滅や平和を訴え続けた活動などで有名。これらの活動は、第二次世界大戦の局面の1つである太平洋戦争において従軍記者を務めていた経験に起因している。新聞「たいまつ」主宰者。

想いを訴えるため、講演会などへ積極的に登壇したほか、テレビ番組を始めとするメディアにもたびたび出演し、戦争の経験やその際の記憶を伝えた。1955年には政治家を志し、衆議院議員総選挙に旧秋田2区より出馬するも、落選。

主な著作に、「たいまつ十六年」「踏まれ石の返書」「日本の教師にうったえる」「ボロを旗として」「日本の教育を考える」「解放への十字路」「詞集・たいまつ」「戦争いらぬやれぬ世へ」「むのたけじ現代を斬る」「われ住むところわが都」「いのち守りつなぐ世へ」「戦争絶滅へ、人間復活へ」「ふみさん、たけじさんの93歳対談」「たいまつ遺稿集」「日本で100年、生きてきて」「希望は絶望のど真ん中に」など、多数。

主な受賞歴に、イーハトーブ賞(宮沢賢治学会イーハトーブセンター)などがある。

埼玉県さいたま市内にある家族宅にて死去。死因は、老衰であった。101歳。

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