マキノ正幸

(まきのまさゆき)
実業家。沖縄県に拠点を構え、数々のタレントを育ててきた養成学校・芸能プロダクションである「沖縄アクターズスクール」の創業者として有名。映画監督・脚本家である牧野省三の孫。同じく映画監督でプロデュースや脚本も手掛けるマキノ雅弘、および宝塚歌劇団出身の女優である轟夕起子の息子。元SUPER MONKEY’Sのメンバーで、歌手・タレント・振付師である牧野アンナの父。

1941年、京都府に生まれ、1971年に沖縄に移住。ナイトクラブなどの経営を経て、1983年に沖縄県初となる芸能養成学校「沖縄アクターズスクール」を設立。以後、早坂好恵、SPEED、SUPER MONKEY’S、GWINKO、山田優といった著名タレントを数々と育て上げてきた。特に1990年代以降は隆盛を極め、のちにSUPER MONKEY’Sのリードボーカルとして脚光を浴びることとなる国民的歌手の安室奈美恵(2018年に引退)を世に送り出したことでも注目を集めた。なお、同スクールは2000年代に入ってから縮小の一途を辿ったが、不登校児のためのフリースクールなども並行して運営しながら、娘である牧野アンナが経営を続けている。

著書に、「沖縄と歌姫 – 安室奈美恵を発掘した男の壮絶人生」など。

死因は、敗血症性ショックであった。83歳。死去の事実は、葬儀などが家族にて執り行われたあと、亡くなって3日ほどが経過してから株式会社沖縄アクターズスクールの公式ホームページにて明らかにされた。かねてより病気療養中であったという。

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