マーガレット・ミード

文化人類学者(アメリカ)。コロンビア大学にて当人を指導し、「菊と刀」などの著作で知られるルース・ベネディクトとともに、アメリカを代表する女性文化人類学者として知られている。大統領自由勲章受章者(1979年、当時のアメリカ合衆国大統領ジミー・カーターによる)。

アメリカ合衆国北東部・ペンシルベニア州のフィラデルフィアに生まれ、コロンビア大学で修士号・博士号、ニューヨークのバーナード・カレッジで学士号をそれぞれ取得。文化人類学に対する精力的な研究や一般向け著作の執筆などで、同分野の発展に多大なる貢献を果たしたことにより高く評価された。

主な著書(共著・編著を含む)に、「サモアの思春期」「火薬をしめらせるな」「The Changing Culture of an Indian Tribe」「男性と女性 – 移りゆく世界における両性の研究(Male and Female)」「地球時代の文化論 – 文化とコミットメント」「女として人類学者として(マーガレット・ミード自伝)」「マーガレット・ミードは語る」「女流文化人類学者の青春」「Continuities in Cultural Evolution」「バリ島人の性格 – 写真による分析」「人類学者ルース・ベネディクト」「Cultural Patterns and Technical Change」「コミュニティ・その理想と現実」「怒りと良心」「Themes in French Culture」など、多数。

主な受賞歴に、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が授与する学術賞であるカリンガ賞などがある。

アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークにて死去。死因は、肺癌であった。76歳。

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