リチャード・マーカンド

映画監督(イギリス)。同じく映画監督であるジェームズ・マーカンドの父。

イギリスを構成するグレートブリテン島の南西に位置するウェールズに生まれ、1970年代よりテレビドラマやテレビシリーズに携わるようになる。その後、1981年にメガホンを握ったイギリス・アメリカ合作映画である「針の眼」が、「スター・ウォーズ」シリーズや「インディー・ジョーンズ」シリーズの製作者として世界的に名高いジョージ・ルーカスの目に留まる。これにより、「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還」(1983年)の監督を任され、当作品の大ヒットで一躍スターダムにのし上がった。なお、当作品ではマーカンド少佐役として出演もしているほか、「EV-9D9」役で声の出演も果たしている。

監督を務めたそのほかの作品には、「レガシー」「ビートルズの誕生」「9月まで抱きしめて」「ハーツ・オブ・ファイヤー」「白と黒のナイフ」などがある。また、ロバート・ハーモンが監督を務め、ジャン=クロード・ヴァン・ダムやロザンナ・アークエットが出演している1993年のアクション映画「ボディ・ターゲット」では、原案を担当している。

イギリスの首都ロンドンの南東にあるケント州ロイヤルタンブリッジウェルズにて死去。死因は、脳梗塞であった。49歳。

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