東八郎

(あずまはちろう)
コメディアン・お笑い芸人・タレント・俳優。第二次世界大戦後の昭和時代における日本を代表するコメディアンの1人。お笑い芸人・タレントで、コンビ「Take2」のボケ担当を務め、タレント・モデルである安めぐみと結婚した東貴博、およびお笑い芸人・タレント・ダンサーである東朋宏の父。やはり日本を代表するお笑い芸人・コメディアンの1人である萩本欽一を弟子としていたことでも知られている。

1960年代前半に、「トリオ・スカイライン」として小島三児・原田健二とともにテレビ界に進出。1971年にソロとなってからも活躍し、爆発的な人気を博した。持ちネタに、「頑張れ、強いぞ、僕らのなまか〜」(「なまか」は、「仲間」の意)などがある。

俳優として出演した映画には、「超能力だよ全員集合!!」「おしゃれ大作戦」「闇の狩人」「としごろ」「男はつらいよ・寅次郎紙風船」などがある。

テレビドラマでは、「家なき子」「右門捕物帖」「意地悪ばあさん」「鬼平犯科帳」「メチャン子・ミッキー」「のんき君」「あんみつ姫」「西田敏行の泣いてたまるか」「花田春吉なんでもやります」「六本木ダンディーおみやさん」「独眼竜政宗」「裸の大将」など。

出演したバラエティ番組やお笑い番組には、「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」「志村けんのバカ殿様」「オールスター家族対抗歌合戦」「ドリフ大爆笑」「お笑いオンステージ」「今夜は最高!」「所さんのただものではない!」などがある。

また、歌手としていくつかのシングル曲も発表している。その作品に、「小銭マン」「ディスコ・ケンコー」「沙留の里の子守唄」「娘へのバラード」「流しのテッちゃん」など。

東京都文京区にある病院にて死去。死因は、脳溢血であった。52歳。自宅での睡眠中に同病を発症して病院に緊急搬送されたものの、意識が回復することはなかった。長年に渡り糖尿病を患っており、晩年は病状が悪化していたという。

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