ブルーザー・ブロディ

プロレスラー。デビュー当時のリングネームは「フランク・グーディッシュ」、また、アメリカのプロレス団体では「キングコング・ブロディ」と名乗ることもあった。

日本でも全日本プロレスや新日本プロレスで活躍。アントニオ猪木ジャイアント馬場ジャンボ鶴田、天龍源一郎など、昭和日本のプロレス界を代表する面々とたびたび死闘を演じ、チェーンを振り回す悪役レスラーとして、外国人レスラーではトップレベルの人気を誇った。

トレードマークのチェーンの他、毛皮を巻いたレスリングシューズや口の周りから顎にかけて生やしている長くてもじゃもじゃの髭、同じくもじゃもじゃで長い髪の毛など、一度見たら忘れられない風貌で、リングの上を暴れ回った。同じく外国人レスラーとして高い人気を集めていたスタン・ハンセンとのコンビは、「ミラクル・パワー・コンビ」もしくは「超獣コンビ」「野獣パワーコンビ」などと呼ばれて恐れられた。

死因は、ナイフで刺されたことによる出血多量であった。42歳。トラブルから興行中にドレッシング・ルームにて腹部をナイフで刺され、刺し傷が肝臓に達していたこともあって、出血多量のため死去するに至った。なお、刺した側は裁判で正当防衛として無罪判決を得ており、未だに刺された理由などの真相は不明。

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