ロベール・トマ

作家・脚本家・映画監督・俳優(フランス)。数多くのドラマ作品や喜劇作品を生み出したことで知られている。

1927年、南フランスのガップ(ギャップとも表記される)に生まれ、俳優の道を歩むことを決意して16歳で首都パリに上る。一方で戯曲の執筆を手掛け、劇作家として注目を集めたのは1960年の「罠」(原題:「Piège pour un homme seul」)だった。ミステリー風のストーリーに風俗喜劇を絡めるその作風で、一躍人気作家となる。

主な作品に、1961年8月にエドワード7世劇場(パリ)で初演され、2002年にはフランソワ・オゾン監督によって映画化もされた「8人の女」を始め、「タンゴ・ガルデルの亡命」「第2の銃声」「ロックンロール/エクスプロージョン」「いっちょう頂き」「大諜報作戦」などがある。

フランスの首都パリにて死去。死因は、心筋梗塞であった。61歳。

タイトルとURLをコピーしました