ロバート・A・ハインライン

(ロバート・アンスン・ハインライン)
SF作家・小説家(アメリカ)。1939年のデビューから1988年に亡くなるまで50年の長きに渡って第一線に君臨し、「SF界の長老作家」(the dean of science fiction writers)と呼ばれるほど、世界のSF界を代表する作家の1人として称えられている。アーサー・C・クラークやアイザック・アシモフとともに、「世界SF界のビッグスリー」とも称された。「ロバート・A・ハインライン」のほか、「ライル・モンロー」「アンスン・マクドナルド」「Caleb Saunders」「John Riverside」「Simon York」など多くのペンネームがある。

主な作品に、「宇宙船ガリレオ号」「栄光のスペース・アカデミー」「レッド・プラネット」「明日をこえて」「栄光の星のもとに」「ルナ・ゲートの彼方」「スターマン・ジョーンズ 」「宇宙の呼び声」「大宇宙の少年」「夏への扉」「銀河市民」「天翔る少女」「異星の客」「月は無慈悲な夜の女王」「自由未来」「悪徳なんかこわくない」「フライデイ」「獣の数字」「愛に時間を」「落日の彼方に向けて」「地球の緑の丘」「月を売った男」「魔法株式会社」「失われた遺産」「地球の脅威」「輪廻の蛇」など、多数。

著作が映像化された映画やテレビドラマ作品には、「脳を喰う怪物」「月世界征服」「宇宙の戦士」「ブレイン・スナッチャー」「スターシップ・トゥルーパーズ(シリーズ)」「夏への扉 – キミのいる未来へ」「プリデスティネーション」「ザ・フューチャーズ」などがある。

主な受賞歴に、ヒューゴー賞、アメリカSFファンタジー作家協会グランド・マスター賞、ローカス賞、プロメテウス賞などがある。

死因は、肺気腫および心不全であった。80歳。晩年は、一過性脳虚血発作や頚動脈血栓などに悩まされ、頚動脈バイパス手術を受けるなど、常に健康状態に不安を抱える状態であった。

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