ディヴァイン

俳優・歌手(アメリカ)。日本では「ディバイン」と表記・発音されることも多い(アルファベット表記は「Divine」である)。主に、ジョン・ウォーターズが監督を務める低予算映画にドラァグクイーン(ハイヒールやドレスなどを用いた派手な衣装や奇抜な髪型、厚化粧などによる異性装の1つ)姿で登場、数々の下品な演出や悪趣味な演技で強烈なインパクトと独特の存在感を放ち、たびたび話題となった。そのため、一部のマニアファンには熱狂的な人気を博し、出演作品の多くがカルトムービーとなっている。

主な出演作品には、「モンド・トラッショ」「おまえのメーキャップを食え」「ピンク・フラミンゴ」「マルチプル・マニアックス」「ポリエステル」「ラスト・イン・ザ・ダスト」「テレクラ殺人事件」「ヘアスプレー」など。また、2013年には、当人の半生を描いたドキュメンタリー映画「I Am Divine」が制作・公開されている。

著書に「聖ディヴァイン」など。

死因は、心臓発作であった。42歳。睡眠中に心臓発作を発症し、帰らぬ人となった。以前より、肥満のために睡眠時無呼吸症候群であった上、鬱などのメンタル疾患にも悩まされていたという。

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