ロビー・ロバートソン

ミュージシャン・ギタリスト・シンガーソングライター(カナダ)。アメリカを拠点に活躍したロックバンドで、ロックの殿堂入りも果たしている「ザ・バンド」のメンバーだったことで特に有名。

1958年、「ザ・バンド」の前身である「ホークス」に加入し、アメリカの著名なミュージシャンであるボブ・ディランのバックバンドとして活躍、レコーディングなどにも参加した。その後、「ホークス」は「ザ・バンド」に改名し、アルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」でデビュー(1968年)。なお、同アルバムは、音楽を含めた大衆文化を取り扱うアメリカの雑誌「ローリング・ストーン」が2012年に選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」にて、34位にランクインしている。

「ザ・バンド」は、長らくロックシーンを牽引。彼自身は、ソロ・アーティストとしても活躍し、エリック・クラプトン、エルトン・ジョンなどの世界的なミュージシャンに大きな影響を与えた。受賞歴に、グラミー賞特別功労賞などがある。

主な発表アルバムに、「ロビー・ロバートソン」(ソロとしての初アルバム)を始め、「ネイティヴ・アメリカン」「ストーリーヴィル」「ハウ・トゥ・ビカム・クレアヴォヤント」などがある。また、自伝として「ザ・バンドの青春」(TESTIMONY)も発表している。

自宅にて死去。死因などの詳細は不明。80歳。長きに渡って闘病生活を送っており、家族に見守られて息を引き取ったとのこと。

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