ロマン・カチャーノフ

アニメ監督・脚本家(ソビエト連邦(現:ロシアなど))。コマ撮りを活用した人形アニメーションで有名。特に、ロシアの児童文学家であるエドゥアルド・ウスペンスキーの作品「チェブラーシカ」の映画化などで知られている。「ロマン・カチャーノフ・シニア」「ロマン・アベルビッチ・カチャーノフ」などと呼ばれることもあるが、これは、同姓同名で同じく映画監督・脚本家としてデビューした息子と区別するためである。

代表的な作品には、上述の「チェブラーシカ」シリーズの他、ソビエト連邦の時代から現在のロシア時代を通じて国民的な作品として知られている「ミトン」や、「老人と鶴」「第三惑星の秘密」「オーロラ」「ママ」「手紙」などがある。なお、「ミトン」は、モスクワ国際映画祭銀賞・アヌシー国際アニメーション映画祭第一等賞受賞・ヒホン国際児童映画祭グランプリなどの賞を受賞している。

死因詳細不明。72歳。

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