テレンス・ヤング

映画監督(イギリス)。ジェームズ・ボンドを主人公とする世界的に著名な映画「007」シリーズにおいて、初期に監督を務めていたことで有名。世界的な大スターでありながら、当時はまだ無名だったショーン・コネリー(ジェームズ・ボンドを演じた最初の俳優)に目をかけていたことでも知られている。

その他、数々の映画において監督を務めたものの、朝鮮映画をテーマとした1981年の映画「インチョン!」では、超大作にもかかわらず評論家から酷評された上、興行的にも振るわず大きな赤字を計上し、ゴールデンラズベリー賞(最低監督賞)という不名誉な賞を受けるに至った。

主な監督作品に、「007」シリーズである「ドクター・ノオ」「サンダーボール作戦」「ロシアより愛をこめて」を始め、「今は死ぬ時でない」「赤いベレー」「暗くなるまで待って」「うたかたの恋」「バラキ」「レッド・サン」「華麗なる相続人」「クランスマン」などがある。

病院にて死去。死因は、心不全であった。79歳。

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