三橋美智也

(みはしみちや)
民謡歌歌手・流行歌歌手・演歌歌手。昭和の時代において数々のヒット曲を歌い、その多くがミリオンセラーを記録した。日本を代表する歌謡界の大御所。津軽三味線などの楽器もこなす。「ミッチー」「みっちゃん」などと呼ばれて、数多のファンに親しまれた。

受賞歴に、日本レコード大賞・日本歌謡大賞・ゴールデン・アロー賞(特別賞)・メガロポリス歌謡祭特別賞など。年末恒例の国民的イベント、NHKの紅白歌合戦には、10回連続を含む14回の出場数を誇る。

代表曲の一部(全ての曲をここに書き切れるものではないため、ほんの一部である)、「古城」「じょんがら節」「津軽小原節」「かっぱ踊り」「おんな船頭唄」「あゝ新撰組」「君は海鳥渡り鳥」「男涙の子守唄」「リンゴ村から」「哀愁列車」「神戸みなとおどり」「母恋吹雪」「一本刀土俵入り」「美智也さのさ」「おさらば東京」「草笛の丘」「夕焼けとんび」「父子星」「センチメンタルトーキョー」「古城」「たった一人の人でした」「神輿音頭」「あの娘が泣いてる波止場」「お花ちゃん」「相馬盆唄」「ソーラン節」「津軽じょんから節」「佐渡おけさ」「炭鉱節」「日本よい国」「博多の月」「鳴門海峡」「大阿蘇慕情」「水上夜曲」「ナインホールラグ」「トレビノ小唄」「仲良しシャンシャン」「さすらい船」「あんたの背中」「いいじゃありませんか」「筑波しぐれ」「あゝ高杉晋作」「ゴエモン音頭」「酒の苦さよ」などがある。

また、発表アルバムには、「唄めぐり」「三橋美智也の世界」「城下町の女」「激れ!ミッチー」などがある他、「わが古城の町」「赤いランプの終列車」などの映画や、「ミツカン」「東洋水産」「明治」といったテレビCMなどでも活躍した。

著書に、「ミッチーの人生演歌」「歌ひとすじに」など。

死因は、多臓器不全であった。65歳。晩年は、声の衰えや持病である糖尿病の悪化などにより、健康状態に不安を抱えていた。タクシー乗車中に心臓発作を起こして病院に緊急搬送されたが、そのまま意識が戻ることはなく、亡くなってしまった。

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