チェ・ジンシル

(崔眞實、崔真実)
女優・モデル・タレント(大韓民国)。俳優・歌手を務めるチェ・ジニョン(崔眞永)の姉。元プロ野球選手で、日本でも読売ジャイアンツ(巨人)で活躍したチョ・ソンミン(趙成珉)の元妻。

モデルやタレントとしてテレビコマーシャルを中心に活動していたが、1998年に「朝鮮王朝500年」にてテレビドラマ初出演を果たし、さらには同年の映画「最後のソウル」にて銀幕デビューも成し遂げた。以後、様々なテレビドラマや映画に出演。1990年代には、青龍賞人気スター賞を毎年のように受賞したり、芸能人における高額納税者名簿の上位に名を連ねたりするなど、韓国を代表するスターとなり、「90年代最高の女優」とも評された。

出演した主なテレビドラマには、上述した「朝鮮王朝500年」を始め、「閑中録」「シジン邑」「眠らない樹」「我らの天国」「風景」「暴風の季節」「恋の香り」「アスファルトの男」「あなた、そして私」「星に願いを」「薔薇と豆もやし」「君を知ってから」「バラ色の人生」「悪い女・善い女」「薔薇の戦争」「ラスト・スキャンダル」など。

また、出演した主な映画には、上述した「最後のソウル」を始め、「南部軍・愛と幻想のパルチザン」「私の愛、私の花嫁」「コッチタン」「スーザンブリンクのアリラン」「私は望む、私に禁じられたことを」「ミスター・マンマ」「ママに恋人ができたよ」「ゴースト・ママ」「誰が俺を狂わせるか」「手紙」「ベイビー・セール」「燃ゆる月」「マヨネーズ」などがある。

著書(エッセイ)に、「うん、今日一日も真実に生きよう」など。

自宅にて死去。死因は、首吊り自殺であった。39歳。なお、弟であるチェ・ジニョン、元夫であるチョ・ソンミンも、のちに同じく自殺にて亡くなっている。

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