橋本武

(はしもとたけし)
国文学者・国語教師。兵庫県神戸市に本拠を構え、中高一貫教育の私立男子学校「灘中学校・高等学校」にて教頭も務めた。

灘中学校では、小説家である中勘助の作品「銀の匙」を3年間かけて読み上げるという「銀の匙授業」を行ったことで「伝説の国語教師」と呼ばれ、一躍有名になった。

著書に、「受験勉強にはしかたがある」「おお!タカラヅカ – 宝塚に魅せられて」「解説・百人一首」「解説・徒然草」「中学生のやさしい古文」「橋本武のいろはかるた読本」「イラスト古典全訳伊勢物語」「伝説の灘校教師が教える一生役立つ学ぶ力」「灘校・伝説の国語授業」「100歳からの幸福論」「伝説の灘校国語教師の学問のすすめ」「橋本式国語勉強法」「日本人に遺したい国語」「<銀の匙>の国語授業」など、多数。

日本テレビ系列で放送された「世界一受けたい授業」など、メディアへの出演も多数。

兵庫県神戸市にある病院にて死去。死因などの詳細は不明。101歳。1994年には、解離性大動脈瘤により病院に緊急搬送され、当時82歳という高齢もあって治療は困難とされたが、手術によって見事に復帰を果たしていた。

タイトルとURLをコピーしました