(はんだこうじゅん)
僧侶。天台宗第256世座主。伝統仏教諸宗派が合同で設立した公益財団法人である「全日本仏教会」会長(2012年~)。天台宗の僧侶で、長野県上田市に所在する常楽寺の住職を務め、平和運動家でもあった半田孝海の息子。聖観音宗の僧侶で、浅草寺27世貫首を務めた清水谷孝尚の兄。勲五等瑞宝章受章者。長野県上田市名誉市民。
1917年、長野県小県郡(現在の上田市)生まれ。1941年、東京都豊島区に本部を構える私立仏教系大学の大正大学を卒業後、兵役や別所村での議会議員生活などを経て、1949年に常楽寺の副住職に就任。1961年には父親の跡を継いで住職となる。そのほか、同寺の保護司や調停委員、曼殊院門跡門主なども歴任した。
主な著書に、「古寺巡礼京都(シリーズ)」などがある。天台宗の尼僧で、天台寺の名誉住職を務め、作家・小説家でもあった瀬戸内寂聴との共著もある。
半田孝淳 死因
死因など、詳細な情報については不明となっている。98歳。仏教の僧侶故、亡くなったことを遷移化滅(せんいけんめつ)もしくは遷化(せんげ)と呼び、現世における教化を終えて別の世に遷ったとされる。