連城三紀彦

(れんじょうみきひこ)
作家・小説家・僧侶。主に推理小説や恋愛小説を著す一方、真宗大谷派の僧侶でもある。

主な受賞歴に、日本推理作家協会賞・幻影城新人賞・吉川英治文学新人賞・柴田錬三郎賞・直木賞・キネマ旬報読者賞・日本ミステリー文学大賞特別賞など。

代表的な作品には、「私という名の変奏曲」「どこまでも殺されて」「戻り川心中」「小さな異邦人」「黄昏のベルリン」「流れ星と遊んだころ」「人間動物園」「造花の蜜」「暗色コメディ」「誰かヒロイン」「終章からの女」「牡牛の柔らかな肉」「わずか一しずくの血」「虹のような黒」「夜よ鼠たちのために」「運命の八分休符」「恋文」「夕萩心中」「日曜日と九つの短篇」「少女」「螢草」「夢ごころ」「一夜の櫛」「夜のない窓」「美女」など多数。

映画化・テレビドラマ化された作品には、「白い肌に妖しき黒髪」「隠された誘拐」「夜の事情」「手枕さげて」「悪霊の証明」「戻って来ていい?」「交差点」「過去を追う女」「未完の盛装」「たそがれ色の微笑」「ピエロ」「ゆずれない夜」「私の叔父さん」「黒い月」「黒髪」「離婚しない女」「うつつ」「棚の隅」「もどり川」などがある。

また、漫画家された作品に、「戻り川心中」「白蓮の寺」などがある。

晩年は、癌が発覚して闘病生活を送っていた。病院にて死去。胃癌のため。65歳。

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