Mr.神風

(みすたーかみかぜ)
格闘家・空手家・キックボクサー。キックボクシングジム「神風塾」(かみかぜじゅく)塾長。元沖縄格闘技連合代表。本名は川間功喜。

1965年生まれ。31歳から琉球空手(上地流)を経験し、それをベースに35歳よりキックボクシングを始める。在沖縄米軍兵士らを相手に、沖縄県内では2014年までに200戦無敗という記録を残すなど不屈のファイターとして人気を博した。46歳となった2011年には、体重差が30kgもある元K-1王者のピーター・アーツと戦い、結果は敗戦だったものの、試合後にピーター・アーツ本人から「日本のロッキー・バルボアだ」との賛辞を受けた。公式戦の通算記録は、36戦で25勝8敗、3引き分け。今なお、レジェンド的存在として名を馳せる。

なお、神風塾は、熊本県熊本市に本部を構えるキックボクシングジムおよび興行団体で、2000年に当人が塾長として立ち上げたもの。NJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)に加盟しており、熊本県熊本市のほか、沖縄県や鹿児島県にも支部があった。選手には、女性キックボクサーである神風莉央(デビュー時のリングネームは「神風Rio」)や、タイ王妃生誕記念イベント「クイーンズカップ」においてワンソンチャイ世界タイトル(57kg級)を獲得した愛弟子の神風萸暉美を始め、丈一郎、テツヒロなどが所属。プロモーターとして、「武勇伝」などの大規模なイベントも手掛けることも多かった。

Mr.神風 死因

死因は、大腸癌であった。49歳。最後の試合は、2015年1月に行われた天田ヒロミ戦であった。当人の死去により、神風塾の塾長には所属選手で愛弟子でもあった神風萸暉美が新たに就任。しかしながらその後2018年に神風萸暉美が退任し、神風塾自体も閉鎖されている。

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