呉徳洙

(おどくす、オ・ドクス)
映画監督。代表的な作品には、「指紋押捺拒否」などがある。

1941年、秋田県鹿角郡尾去沢町(現在の秋田県鹿角市)生まれ。早稲田大学を卒業後、20代のときに映画監督である大島渚の下、「白昼の通り魔」(1966年)などで助監督として活動。1968年、東映株式会社の東京制作所に入り、「プレイガール」や「キイハンター」といった人気テレビ作品を手掛けるも、労働争議により1979年に退社。その後は、製作プロダクションである「OH企画」を設立し、映画を中心に監督業に専念した。

監督を務めた主な映画では、続編(パート2)も作られた上述の「指紋押捺拒否」が有名であるが、そのほかに「戦後在日50年史 – 在日 -」(1997年)や「祭祀」(1989年)、「まさあきの詩」(1988年)、「ナウ!ウーマン – 女が社会を変える時」(1986年)、「時代」(2003年)などの作品がある。

呉徳洙 死因

死因は、肺癌であった。74歳。

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