(みしまゆういち)
日本近代文学研究者。四天王寺大学名誉教授。著書に「昭和の戦争と少年少女の日記」「谷崎・春琴なぞ語り」などで知られる作家でもある。
1928年、大阪の船場道修町(どしょうまち)生まれ。京都大学を卒業後、四天王寺国際仏教大学(現在の四天王寺大学)の教授を経て、同大学の名誉教授に就任。そのほか、「船場大阪を語る会」の会長なども務めた。
主な著書に、上述した「昭和の戦争と少年少女の日記」「谷崎・春琴なぞ語り」のほか、「死灰また燃ゆ」「堀辰雄の実像」「美酒のめざめ」「裏の自画像」「薬の大阪道修町 – 今むかし」「谷崎潤一郎 春琴抄の謎」「谷崎潤一郎と大阪」「あの日は再び帰らず」「大阪オーラ – 日本を予見する日本のハート」など。
死因は、肝硬変であった。87歳。