三川泉

（みかわいずみ）
能楽師。宝生流シテ方。人間国宝（重要無形文化財保持者）。かつては、社団法人日本能楽会理事も務めていた。同じく宝生流シテ方の能楽師である三川寿水の息子。

1922年生まれ。シテ方宝生流能楽師であった野口兼資に師事し、パフォーマンスを磨いた。一方で、後進の育成にも注力し、能楽界の発展に貢献した。

株式会社NHKエンタープライズより、「能楽名演集・能「花筐」宝生流 – 三川泉」がDVD化されている。

東京都新宿区にある自宅にて死去。死因は、心不全であった。94歳。