嘉納愛子

(かのうあいこ)
声楽家・音楽指導者。メゾソプラノ歌手。大阪府大阪市に本拠を置く私立大学である相愛大学の名誉教授も務めた。そのほか、大阪芸術大学、大阪樟蔭女子大学、大阪教育大学などの教授も歴任。「灘の生一本」で有名な嘉納財閥の1人、嘉納鉄夫の妻。勲四等宝冠章受章者。

声楽家として活躍、結婚を機に引退し、以後は音楽指導者・教育者としてさまざまな大学で79歳になるまで教鞭を執った。数多くの人材を育成してきた結果、2015年に大阪府大阪市北区にある帝国ホテル大阪において「嘉納愛子先生 – 108歳御祝いの会」が開催された際には、当人を慕って音楽関係者約300名が集まったという。

著書に、「五十、六十、花なら蕾 – 七十、八十、花盛り」「107歳 – 生きるならきれいに生きよう!」などがある。

死因は、老衰であった。109歳。

タイトルとURLをコピーしました